Lesson 12のテーマはエッジングによる反発力の活用です。基本的には滑走中にエッジングの反発力が得られない場合は、積極的に雪面に力を仕掛け、ある程度反発力が得られる場合はその力を有効に活用し、反発力が強く出る場合は吸収動作を活用し反発力をおさえて滑ることになります。ロングターンの緩斜面では雪面への荷重の強弱を行い、中急斜面ではターン後半部分で角付けを強めることで、しっかりと力を溜め込みます。ショートターンでは足首の動きを活用することで、スキーのテールを左右に振る動きを導き出したり、脚部の回旋動作や角付け動作を強めることで反発力を引き出したり、しの字型のターン弧を描くことで、より反発力を引き出しやすくすることも可能です。そして必要以上に強い反発力は股関節を使い、スキーを次のターン方向い送り出す動きで反発力を開放します。十分は反力を得られない場合は自らの動きで反発力を引き出し、外力や反力が得られる場合は股関節の動きでコントロールしていくことが、エッジングの反発力を有効に活用するためのポイントといえます。

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