Lesson 5のテーマは前後動と基本動作のおさらいです。
ターン中の前後の動きは基本的には使わなくても滑れます。特に難しい斜面などでは、前
後の動きは使わないほうが良い場合も出てきます。しかしより滑らかなターン弧を描いて
いくには、股関節でスキーの位置を僅かに前後させることで、スキーの回転性や滑走性を
引き出す動きが必要になります。レベルアップしていくには必ず必要になる動きですが、
スキーの指導書などでは、意外と紹介されていない部分です。特に回旋操作、角付け操作
など、積極的にスキーを滑らせたり、より深いターン弧を描くときに必要になる動きです。
上級・エキスパートレベルに上がっていく前に、必ず身につけておきたい動きです。荷重
動作とも関連が深い動きです。スキー操作に入っていく前、または中級レベルの段階でしっ
かりと身につけておきましょう。
このLesson 5のところまでが、滑りのベースを作り上げていくパーツとなります。レベル
アップしていくには、状況に合わせてこれらのパーツを組み合わせて使ていくことになり
ます。また滑りの問題点も常にこのパーツの中に現れてきます。これからのレッスンの中
でも度々出てくる内容となります。確実に動きのイメージをつかんでおきましょう。

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