Lesson 8のテーマは基本パラレルです。既に押し出し操作や回旋操作で通常のパラレルターンに仕上がっていますが、シュテムターンはプルークターンを活用することで、上半身でバランスをとり、下半身でスキーコントロールをしていく正確な基本パラレルをもう一度作り上げていくパートです。シュテムターンは実用的なターン技法として様々な場面で活用することができます。初歩の段階では内スキーを引き寄せるタイミングが遅くなりますが、できるだけ早めにパラレル状態に持っていき、両スキーでターンするように心がけます。ポイントは開きだした外スキーと、上半身の位置関係をできるだけキープし、外股関節側でバランスをとることがポイントになります。スピードコントロールは横ずれの量とターン弧の深さで調整します。プルークターンでは外スキーの角付けを強め、重心を回転の内側に寄せていきます。このとき、内スキーのトップを回転していく方向に向けていくことがポイントになります。シュテムターンでは外側バランスで、プルークターンでは内側バランスでパラレルターンを導き出します。基本パラレルでは回旋操作がベースになります。このとき外スキーのテール側と内スキーのトップ側を一緒に動かす意識でスキーを操ります。外スキーはシュテムターン系の動き、内スキーはプルークターン系の動きを取り入れることで、正確な基本パラレルターンが身につきます。

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